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羽毛布団の選び方・ポイント

かさ高性

羽毛が備えている「かさ高性」(=羽毛自体が持つふくれる力)は、”羽毛の温かさ”などの性能を示す、最も重要なチェックポイントになります。

羽毛の「かさ高性」試験測定法羽毛の「かさ高性」試験測定法 ※JIS(日本工業規格)による
前処理をした羽毛30gを円筒に自然落下させて入れます。次に120gの円盤(おもり)をのせ、2分間のせた後、おもりを取り除いて復元した羽毛の高さを測ります。
このかさ高を一般的に「かさ高性」と呼んでいます。
羽毛の品質表示ラベル
「かさ高性」に基づいた品質指標の一つとして、日羽協(日本羽毛製品製造共同組合)が4種の品質表示ラベルを定めています。

プレミアムゴールドラベル
【プレミアムゴールド】
羽毛のかさ高:180mm以上
★★★★★★

ロイヤルゴールドラベル
【ロイヤルゴールド】
羽毛のかさ高:165mm以上
★★★★★

エクセルゴールドラベル
【エクセルゴールド】
羽毛のかさ高:145mm以上
★★★★

ニューゴールドラベル
【ニューゴールド】
羽毛のかさ高:120mm以上
★★★

客観的な羽毛の品質を知るためには、↑の品質表示ラベルがついているかどうかが、大きなポイントになると思います。

ただし、西川3社(京都西川、西川産業、西川リビング)やロマンス小杉などの有名布団メーカーは、日羽協に属さず独自で厳しい基準を設けておりますので、元々品質表示ラベルは付いておりません。
これは自社(西川3社、ロマンス小杉)の方が、現在のゴールドマークよりもはるかに信用力が高い、と考えての事といえるでしょう。

かさ高性の優れた羽毛を使用するだけでは、「快適な寝心地」になるとは限りません。
羽毛布団が「快適な寝心地」になるかどうかは...
→ 「側生地」と「仕立て」によって決まります。        
羽毛布団の選び方・ポイント
かさ高性羽毛の種類羽毛布団の側生地羽毛布団のキルトショップの信頼性

羽毛の種類(グースとダック)

羽毛布団には主に、グース(がちょう)かダック(あひる)の羽毛が使用されています。
グースとダックの羽毛を比較した場合、
 体長が大きいグースは比例してダウン(※)も大きく、かさ高性に富んでいる
 グースのダウンは細くて柔らかく、ドレープ性(身体に滑らかにフィットする性質)に富んでいる
 グースのダウンは絡まりにくい構造のため、優れたかさ高性を生み出しやすい
ダウン:羽軸を持たない(保温性の高い)羽毛
以上の点から、一般的にダックよりグースの羽毛が優れていると言われます。
しかし、必ずしもグースダウンの方が優れているわけではありません。
本当に羽毛の質を決定づけるのは鳥の種類だけではなく、
  育成環境(周りの環境や、エサ、管理方法など)
  育成期間(どれくらい長く育成されているか)
によって大きく左右されます。
成熟しきっていない羽毛は、たとえグースのダウンでもその弾力性は乏しく、かさ高性は少なくなります。
グースのなかでも、羽毛を成熟させるために長期間飼育された、いわゆる「マザーグース」の羽毛は格別といわれます。
マザーグースとは、品種の名前ではなく、
  長い期間飼育され(=卵を何度も産む程)、十分に成熟したグース
の事。
通常より長い期間飼育されたマザーグースは、その羽毛も大きく高品質なものになります。
※しかしマザーグースでも飼育期間によって羽毛の質が変わってきます。 「羽毛がどれくらい成熟しているか」を判別するには、やはり「かさ高性」が品質の重要な基準になります。
また「アイダーダック」という野生の鴨のダウンも、羽毛布団に使用されます。このアイダーダウンは、北極圏に近いアイスランドなどの極寒地帯のみに生息し、「きわめて軽く暖かい」究極の羽毛といわれています。
名称にはダックと付きますが、ダックダウンとは全く違う羽毛で、希少性が非常に高く、最高級羽毛布団の材料となります。
羽毛布団の選び方・ポイント
かさ高性羽毛の種類羽毛布団の側生地羽毛布団のキルトショップの信頼性

羽毛布団の側生地

羽毛布団は中身も重要ですが、実は羽毛を包み込む「側生地」も大変重要です。
羽毛の「保温性」を活かして”快適に使えるかどうか”は、側生地によって決まります。
どれほど羽毛の保温性が高くても、布団が身体から離れていては暖かさを感じません。
 生地の肌沿いの良さ(フィット感)=「生地のしなやかさ」
によって、羽毛布団の「快適さ」が左右されます。
つまり、布団と身体の間にすき間を作らず、保温した空気を逃がさない事が「快適さ」へとつながるのです。
そうした寝心地の良い羽毛布団の側生地は、丈夫で肌沿いの良い、
 超長綿(ちょうちょうめん)100%を使用した生地
がおすすめになります。
羽毛布団の生地には主に、230本平織り、40/50ツイル超長綿、60サテン超長綿の3クラスがあります。

230本平織り
最もシンプルな織り方です。
打ち込み(1インチにおける糸の本数)230本のもので、羽毛布団としては必要最低限の打ち込み本数です。ガサガサした音がしたり、比較的質感も硬く、感触には個人差があることと思います。使用しているうちに柔らかくはなってきます。コスト的には一番安上がりで、低価格が売りの大手企業などもよくこのクラスの生地を使用しています。シャツの生地などにもよく使われる織り方です。

40/50ツイル超長綿
ツイル織り(綾織)という織り方です。平織りよりも滑らかで光沢がでます。
縦糸に50番手糸・横糸に40番手糸を使用し、ツイル織りしたものです。がさつき感も無く、フィット感も特に問題はないと思います。コスト的にも中の下といったところ。丈夫で耐久性に優れていて、デニム・ジーンズ等はこの織り方で作られています。

60サテン超長綿
サテン織り(朱子織り)といってひじょうに光沢が出て高級感があります。肌触りも最高です。
60番手糸を使用しサテン織り(朱子織り)した、ひじょうに「高密度な生地」で高級羽毛布団の定番クラスになっています。触り心地は非常に良く、「滑らか・ソフト」な感じで肌にもフィットするので、隙間風が入りにくいというメリットもあります。コスト的にはこの中では一番高いですが、風合い・肌触りにこだわり、高品質なものをお探しの方にはおすすめです。着物など、高級織物はよくこの織り方で作られています。
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かさ高性羽毛の種類羽毛布団の側生地羽毛布団のキルトショップの信頼性

羽毛布団のキルト(生地の縫製、仕立て方)

羽毛布団が実際に”快適かどうか”(使い心地・保温性・フィット感)は、キルティングによっても大きく違ってきます。
羽毛布団のキルト(キルティング)とは、「縫製や仕立て方」の事を指します。このキルトにもいくつかの種類があります。
タタキキルトタタキキルト
一番簡単なキルティングです。
羽毛布団の表と裏の生地をそのまま縫い付けるので、そのキルト部分には羽毛が全く入ることができず、熱が逃げてしまいます。このようなキルティングは、非常に簡単で手間が掛からないので、安価な羽毛布団には使われている場合がありますが、羽毛掛け布団としての性能を存分には発揮することができません。

普通立体キルト立体キルト(普通立体キルト)
キルト部分にマチを作ることで、羽毛布団自体の高さを確保し、羽毛が全面に行き渡るようにして、熱が逃げるのを防ぐ様になっています。羽毛布団で最も使われているキルティングです。

ツインキルト(2層式立体キルト)ツインキルト(2層式立体キルト)
羽毛布団のキルトを二層式にする事で羽毛の偏りを少なくさせ、ふんわりと空気の層が増して、保温性が格段にアップします。但し、製造に手間がかかる分、価格も若干高くなります。
その他キルティングには、商品によって様々なバリエーションがあります。例えば立体キルト構造にも、3層構造の羽毛布団もあります。多層になると保温力は増しますが、少し価格と重さがアップします。かさ高17cm以上の上質の羽毛なら1層(普通立体キルト)でも充分でしょう。
羽毛布団の選び方・ポイント
かさ高性羽毛の種類羽毛布団の側生地羽毛布団のキルトショップの信頼性

ショップ(販売店)の信頼性

羽毛布団を選ぶ際の重要な4ポイントを、先に記してきました。
 ■ポイント1-かさ高性
 ■ポイント2-羽毛の種類(グースとダック)
 ■ポイント3-羽毛布団の側生地
 ■ポイント4-羽毛布団のキルト(生地の縫製、仕立て方)
羽毛布団の品質の条件として、上記(ポイント1~4)はもちろん重要です。しかしそれが偽装表示だったら?...もしくは巧みに素人を欺く誇大広告だったら?...
羽毛布団の品質は、見えない中味の羽毛で決まります。例え見えたとしても、品質を見極めることはできないでしょう。側生地やキルトにしても本当の品質の善し悪しは素人ではわかりませんね。
そこで、羽毛布団選びを失敗しないための最重要ポイントとなるのが、
 信頼できるショップ(販売店)から購入する”ことです。
地元で知っている優良ふとん店、もしくは口コミで評判の良いお店から購入するのが、最善の方法かと思います。
ここでは、当サイト管理人おすすめのショップをご紹介しておきます。
こだわり安眠館バナー ≫『こだわり安眠館』の羽毛布団
管理人の地元でもありますし、直接お店(リアル店舗のほう)でも何度も購入しています。
「安心&信頼」できるふとん店です。
通販でも評価が高く、羽毛布団はこちらのショップでネット通販で購入いたしました。
【購入・使用の感想】 by 管理人
羽毛掛け布団を3枚、『こだわり安眠館』さんで購入しました。注文してすぐ届いたのには驚き!(注文して翌々日)。9800円~15800円の格安品ばかりを選んで購入したのですが(^^ゞ、いずれも、納得・満足できる商品でした。
肌沿い(フィット感)も良く、暖かいのはもちろんだけど、通気性があって汗をかかないんですね。ホント自然な体温の暖かさにじわじわ包まれていく感じ。おかげさまで毎日「心地よい快眠」をさせていただいております(嬉)。
※実際には一度に3枚ではなく、別々の時期に購入しています。
ネット通販だと、口コミ(購入者の感想・評価)が投稿されています。先に記した4ポイントと口コミを参考に、信頼できるショップ(当サイトでのおすすめは『こだわり安眠館』さん)で選べば、いい買い物ができると思います。
ちなみに通販の布団店はなぜ格安品が多いのでしょう?→ その秘密はコチラ
また、よろしければ以下の情報も参考になさってみてください。

信頼性の高い有名メーカーの羽毛布団

先に「かさ高性」の頁で、品質指標の一つとして、日羽協(日本羽毛製品製造共同組合)が品質表示ラベルを定めていることを記しました。その日羽協に属しておらずラベルも採用していない、有名メーカーの代表格が以下の各社。    ※他にも優秀なメーカーはあります
 西川3社(京都西川、西川産業、西川リビング)
 ロマンス小杉
日羽協のラベルよりも自社ブランド(西川3社、ロマンス小杉)の方がはるかに信用性が高い、との自信の表れだといえます。
確かにこれら有名メーカーの布団は品質が良く、評価も高いです。何よりも「品質表示が信頼できる」(偽装や誇大表示はない)という点が大きいでしょう。
もちろん有名メーカーといえども商品にランクがあります。ですが、信頼性の高い有名メーカーの商品ですと、4つのポイント(かさ高性羽毛の種類側生地キルティング)・・・これらの基準に照らした上で品質表示を見ていけば、間違いなくその品質に応じた商品が選べるということになります。
まあ当たり前といえば当たり前の話なんですが(苦笑)、偽装や誇大広告が蔓延してる状況の中で、「品質表示が信頼できる」利点は大きいです。
羽毛布団の品質基準・データをしっかり持った上で、信頼性の高い有名メーカーの商品から選ぶのは確実・賢明な方法でしょう。

羽毛の比率

羽毛布団には、グースやダックなどの水鳥の羽毛が使用されています。
羽毛の種類 羽毛には、
 ・ダウン(羽軸を持たない羽毛)
 ・フェザー(羽軸を持っている羽毛)
の2種類があり、より空気を多く含むのはダウンの羽毛です。
羽毛布団の中味は、このダウンとフェザーです。
例えば、品質表示票に「ダウン90%」と記載されていれば、ダウンが90%でフェザーが10%であることを示しています。 このダウン率が高いものが保温性が高く、良い羽毛布団といえます。
しかし、ダウン率には、質の悪い未熟ダウンなどが含まれる場合もあります。偽装表示の話も珍しくありません。
質の悪いダウン93%の布団より、質の良いダウン85%の布団の方が、かさ高性能が良い場合もあります。
羽毛の比率:ダウン率は、羽毛布団を選ぶ際のポイントにはなりますが、あくまで一つの目安としてとらえたほうがいいでしょう。
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羽毛の原産地

羽毛は一般的に、寒暖の差の激しい地域で採れるものが良質と言われます。厳しい気候で育った水鳥は、その気候に耐える為に優れた羽毛を体に備えるわけです。そうしたことから羽毛の生産は、主に高緯度にある国と地域が適しているとされます。
■代表的な、羽毛の生産地
【ヨーロッパ】
ポーランド、ハンガリー、チェコ、ドイツ、フランス、イギリス、ウクライナなど。
【その他の地域】
ロシア、カナダ、中国など。
一般にヨーロッパ産のものが高品質とされていますが、必ずしもそうとは限りません。
同じ国で生産された羽毛でも、その国内での産地や飼育方法により羽毛品質が異なります。ですから、ポーランドの羽毛が良くて中国産は悪いというような区別の仕方はできません。
最近では、ヨーロッパ産などのハイイメージな産地の羽毛に、中国産の安い羽毛が混入されていることもあるようです。
そうしたことからも、羽毛の原産地にはこだわらなくてもいい(逆にこだわらないほうがいい)かと思います。
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